5月25日『見えざるコスト』
昔の人は、学歴がなくても、見えざるコストに心を向ける生き方を一人ひとりがしていたように思います。ところが、文明が発達して学歴社会が進むにつれて、この「予知能力」ともいうべき感覚が失われてきました。実際にことが起きてみなければわからないという風潮が蔓延してきました。
この風潮は将来大きなツケを回すことになると危惧しております。
【所感】
生産性がなくても先を見越して作業や準備をしておく、ということでしょうか。もしかしたら無駄かもしれないしと考えると、面倒なことなのでやらない。事が起こってから対応する。それでは後手後手に周り、大変なことになるのでしょうね。面倒という気持ちに負けないよう、自分に厳しくありたいと思います。
川上 武彦
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