8月17日『穢土の一日』
大日寺発行の『おといれだより』に書いてあった一節を紹介します。
「穢土(えど)の一日の修行は、
深山の千日の修行に勝る」
現実社会で経験する嫌な出来事をじっと辛抱することは、一人山奥にこもっていて千日修行するより、はるかに尊い修行になるという意味です。
実生活の中で「居て染まらず」という生き方以上の修行はありません。
【所感】
穢土=現世のことのようですが、自分に遭遇する嫌な出来事は、じっと辛抱するということで「修行」になるのですね。もっと自分に厳しく、謙虚にならなければと思いました。
川上 武彦
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