7月7日『炎天下の母の姿』
12歳の暑い夏の日のことでした。
大きなつるはしを振り上げて、荒地を開墾している母の姿を目にしたことがあります。その瞬間、雷に打たれたような恐怖感にとらわれました。
「私が変わってやらないと、母が死んでしまう」
以来、意気地のなかった、わがままいっぱいの私は根底からかわり、勤勉になりました。
【所感】
やはり子供は両親の姿をみて育つのですね。それが人生の方向性となると思います。何にしろ、両親に感謝しなければ、と思います。
川上 武彦
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