6月28日『上京時の私』
仕事の為に上京したのが二十歳の時でした。
東京駅に着いたときの私は、無一文で惨憺(さんたん)たる社会人としてのスタートでした。しかし、今ではそれが良かったと確信しています。
帰りたくでも帰るお金がなかったからこそ、その後の様々な苦難を乗り越えることができたと感謝しているのです。
【所感】
思えばはじめての就職先で、諸先輩方との付き合い方がよくわからず孤立し、1年もしないで退職しました。はじめの3ヶ月は東京の新人研修で、みな近い年だったので良かったのですが、戻ってきてからは人付き合いがしっくりきませんでした。今思えば技術の教育も良いのですが、人としての教育にも力を入れて欲しかったです。
川上 武彦
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